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ストレスが小さい

手術のストレス=侵襲

動物は手術などの大きな負担(侵襲といいます)があるとそれに対応するためにストレスホルモンが出ます。このホルモンはステロイドホルモンの一種であり、コルチコステロイド(糖質コルチコイド)と呼ばれています。これはそのストレス(侵襲)の大きさに対して作られると考えられており、その量によってその患者さんの負担を見ることが出来ます。

ストレスホルモンの量は?

開腹手術では手術直後である術後2時間に多量のストレスホルモン(コルチコイド)が作られていました。これは内視鏡手術でも同様でしたが、内視鏡手術ではその量は開腹手術の半分程度であったと報告されています。

数値においては開腹手術では内視鏡手術の2倍以上であり、通常レベルの5倍にもあがっていました。