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胃腸の回復が早い

消化管運動の変化

腹部の手術を受けた後には腸(消化管)の動きが悪くなります。これによってお腹の不快感や食欲の低下が起こされます。手術によってお腹の中をさわられることで腸が刺激を受けることや、お腹を開けることで腸などの臓器が乾燥することで引き起こされると考えられています。

手術が終わってから腸の動きが正常に戻るまでの時間を調べた報告があります。これはヒトの手術のモデルとして捉えた研究ではありますが、開腹手術と内視鏡手術両方で比較されています。

腸の運動回復まではどれくらい?

短時間の開腹手術を受けた後に腸の動きが正常に戻る時間はおおよそ11時間でした。胃と小腸、大腸にセンサーを設置して測定をしていますが、どの場所でも同様でした。一方で内視鏡手術では正常に戻るまでの時間は3時間であり、開腹手術に比べる3分の1程度の時間となり、回復が早くなっています。

腸の動きが正常に戻ることで食欲が回復したり、お腹の違和感は軽減します。これは、内視鏡手術では臓器への負担や臓器の乾燥が軽減することによって引き起こされると考えられています。